免疫原のみに反応する抗体であれば、容易に取得できます。
一方で、お客様の使用用途に応じた抗体が取得できなければ、目的を達成したとは言えないでしょう。 弊社では、お客様の使用用途に適した抗体を取得するための、免疫原についてのご相談を承っております。

下記、記載のない手法(論文等に記載の方法)による免疫原の作製にも対応しております。

■ 抗原部位の無料検索

目的タンパクがお決まりで、合成ペプチドからの免疫をお考えのお客様へ

弊社のシステムにより抗原部位の検索を実施し、候補となるアミノ酸配列をご提案させていただきます。以下の情報をお知らせください。

  • 目的タンパク質の全アミノ酸配列
  • 抗体の使用用途(免疫沈降、ウェスタンブロッティング、免疫組織染色、フローサイトメトリー等)
  • ホモロジー、修飾等の詳細情報
工程価格納期
抗原部位の検索無料約1週間

注)

・ 抗原部位検索のみをご依頼される場合はご相談ください
・ 抗原部位の候補をご提供となり、ペプチド合成につきましては、お客様による判断となります
・ 弊社で提案させていただいた抗原部位の免疫で、必ずしも、お客様の使用用途に適した抗体が得られるかどうかは、保証できません
・ 弊社でのペプチド合成は、外部委託となります(実費のみ請求)

■ リコンビナントタンパク質

リコンビナントタンパク質をお考えのお客様へ

お客様の使用用途に適した抗体を、比較的効率よく取得できます。 市販品のリコンビナントタンバク質の場合、弊社から発注することが可能となっております(実費のみ請求)。 お客様によって作製されたリコンビナントタンパク質の場合、下記情報をお知らせください。

リコンビナントタンパク質の情報

  • 純度は70%以上が必要です。可能であれば純度確認データをご提供ください。
  • 総タンパク質量および濃度をお知らせください。腸骨リンパ節法では、マウス1匹あたり100μgが必要となります。
  • タグについて、お知らせください。ELISA(オプションにより免疫沈降等)のスクリーニング時に使用いたします。

リコンビナントタンパクが貴重で、少量の場合

  • 免疫原性によっては、マウス1匹あたりの免疫原量が100μg以下でも免疫可能なことがありますので、ご相談ください。

リコンビナントタンパクの純度が70%未満

  • 免疫原性によっては、純度が70%未満であっても免疫可能なことがありますので、ご相談ください。

■ 細胞免疫について

恒常的に目的のタンパク質を発現した細胞(stable clone)をお持ちのお客様へ

特に膜タンパク質の立体構造を認識する抗体(免疫沈降、フローサイトメトリー、免疫組織染色等)をご希望の場合に、細胞免疫をお薦めします。接着細胞、浮遊細胞ともに対応可能となっております。下記情報をお知らせください。

  • 抗体の使用用途
  • 細胞の種類、培養条件
  • 培養に用いる、培地および添加物等

スクリーニングにつきましては、フローサイトメトリー (オプション)あるいはCell-ELISA (オプション)がございます。また、フローサイトメーターコースは、サンプル数に制限なくフローサイトメトリーで評価いたしますのでお勧めです。

これまでに用いられた細胞の実績

CHO (浮遊、接着)、HEK293、Ba/F3、BHK-21、Neuro2a、Rat1、Hela、B16

■ その他

論文に記載の方法で、免疫原作製を実施したいお客様へ

ご要望に応じた手法に、できる限り対応いたします。