ラットモノクローナル抗体作製

免疫用抗原についてのご相談はこちら

• 可溶性抗原は2mg/mL以上の濃度でお願いいたします。
• 低濃度の場合には、免疫分だけ濃縮して使用いたします (濃縮による変性等の情報を事前にご提供いただきます)。
• 免疫用抗原は400ug程度が最小量 (ラット2匹)でございますが、抗原性によって異なる場合があります。
• 防腐剤は添加しないようお願いいたします。
• 毒性等については、事前にお知らせください。
• 感染の危険がある抗原については、お断りさせていただくことがございますので、事前にお問合わせください。
• 試料の送付時の送料については、お客様のご負担とさせていただきます。
• お客様が抗原を準備できない場合は、ご相談ください。

• 免疫原がお客様から提供がなかった場合 (キャリアタンパク質との結合など)の費用は別途ご請求申し上げます。

• WKYラット2匹へ免疫（腸骨リンパ節法では尾根部へ原則1回）いたします。
• 免疫中にラットが死亡した場合は、お客様とご相談の上、対応いたします。

• 免疫したラットから試血し、得られた抗血清についてELISAによる抗体活性を測定いたします。
• 測定当日に、結果をご報告いたします。抗体活性の結果を踏まえ、細胞融合に移行するかどうかをご相談いたします。
• オプションで、ウェスタンブロッティング、免疫沈降、フローサイトメトリー、Cell-ELISAでの評価が可能でございます。

• ELISAによる一次スクリーニングを行います。
• 複数の測定系での評価、交差反応性の評価も可能です。

• 一次スクリーニングの結果を報告し、お客様に24ウエルマイクロプレートに移すウエルを選択していただきます (最大40ウエル)。

(オプション)

41ウエル以上を拡大培養する場合は有償での対応となります (￥2,000/ウエル)

• ELISAによる二次スクリーニングを行います。
• 複数の測定系での評価、交差反応性の評価も可能です。
• オプションでウエスタンブロット、免疫沈降、Cell-ELISA、フローサイトメトリーによる評価も可能です。

• 結果をご報告し、お客様にクローニングする陽性ウエルを選択していただきます（最大6ウエル）。
• お客様の方でスクリーニングを実施後にクローニングをご希望される場合、細胞を一時凍結保存し、培養上清をお送りいたします。

(オプション)

7ウエル以上を一時凍結保存する場合は有償 (￥4,000/ウエル)。

7ウエル以上をクローニングする場合は有償 (￥120,000/ウエル)。

注)

二次スクリーニング後に一時凍結保存した細胞につきましては、ハイブリドーマの納品から1か月を目途に廃棄いたします。

追加のクローニングの可能性がありましたらご連絡いただければと存じます。
ご連絡いただきましても、その後、半年以上経過した場合は廃棄とし、それについては免責とさせていただきます。

• ご選択の6ウエルを限界希釈法によりモノクローン化いたします。
• 一次スクリーニング、および、二次スクリーニングの2回のスクリーニングを実施いたします。
• 確立したクローンのアイソタイプを測定いたします。

(オプション)

7ウエル以上をクローニングする場合は有償 (￥120,000/ウエル)。

• クローニング後のスクリーニング結果をご報告いたします。
• 確立できないウエルがあった場合には、再クローニングいたします (実施条件あり)。

• 確立したクローンを拡大培養し、凍結保存いたします。

• ハイブリドーマ、培養上清、および、作業報告書を納品いたします。
• 弊社より直送いたしますが、ご請求や支払いなどは代理店が承ります。

注)

お客様から免疫用抗原の提供を受け、ELISAでの陽性ウエルを直ちにクローニングした場合、最短8週間でハイブリドーマを納品いたします。お客様のスクリーニング期間により納期は変動いたします。